台湾の報道番組が安倍首相辞任を的中?アンチ歓喜で支持者の怒りが爆発か
目次
「お疲れ様」を言わないことがマナー違反?歪んだ正義感により不可解な同調圧力が発生へ
潰瘍性大腸炎で安倍総理が9月に辞任へ
8月下旬、安倍総理の体調不良説が報道されるなか台湾の報道番組が8月24日をもって辞任すると大胆予想。
8月24日は総理大臣の在任歴代最長記録更新の日であったことも憶測が広がった理由。そして8月28日続投説が囁かれる中、安倍総理の辞任がニュース速報へ。
安倍総理は持病の潰瘍性大腸炎再発による体調不良で、正常な判断が困難になる可能性を理由に9月中旬の総裁選をもって辞任を表明しています。
突然の辞任報道に支持者は日本の終わりだと悲しみ、兼ねてから安倍総理に対して不信感があった不支持者やアンチが歓喜し、支持者VSアンチが対立構造が浮き彫りへ。
そして安倍総理の辞任会見で「お疲れ様です」の一言を言わなかった記者に対して、辞任報道でフラストレーションを高める支持者が「けしからん奴だ」と同調圧力をかける異常な事態を招いています。
同調圧力?お疲れさまですを言わないのは人としてマナー違反か
支持者が主張するのは社会人のマナーとして、会社の上司にしても一言「お疲れ様でした」と自然にいえないのはマナー違反だと怒りが爆発へ。
一方で不支持者やアンチはそもそも「モリカケ問題」「桜を見る会問題」「アベノマスク」など、不利益な政策を取り続けた安倍政権に対してマナー違反などと「同調圧力」をかけられる謂れは無いと猛反撃。
確かに、安倍政権によって恩恵を受けた人たちは心から「お疲れ様でした」と言うのは良しとして、不利益を被った者に対してまで「お疲れ様です」と同調圧力をかけるばかりか「けしからん奴」と誹謗中傷するのは狂気の沙汰でしょう。
完全に二極化!支持者とアンチで安倍政権の評価が真っ二つへ
今回支持者とアンチで安倍政権への評価が完全に二極化しており、お互いが譲歩することなく真っ二つに見解が分かれています。
本来であれば「成功した政策」と「失敗した政策」両方を加味して、評価するのが妥当なところですが、熱烈な安倍総理支持者は「悪いところは一切ない!全て成功した!歴代最高の総理だった」と大絶賛。
一方でアンチは「良いところは一切なかった!全てが失敗!歴代最悪の総理だった」と大失敗を強調しています。
どちらの主張も褒められたものではありませんが、数々の疑惑を考慮すると限りなくグレーな政治を続けてきたのは明白で、不自然な擁護に終始する熱烈な支持者に違和感を覚えるのは当然でしょう。
次期総理は?安倍総理辞任で菅氏と石破氏の一騎打ちへ!
安倍総理の辞任報道以降、次の総理大臣は誰になるのかと話題が持ちきりになっています。
現在出馬が有力視されているのが、安倍政権を官房長官として支えた「菅氏」安倍総理と対立関係が噂された「石破氏」外務大臣を担った麻生派の「河野氏」そして地味ながら堅実派で知られる「岸田氏」の4名。
今回の総裁選は来年9月の総裁選までの1年間が目安となり、麻生派の河野氏は来年満を持して総裁選に立候補すべきだと言われており、安倍総理から後任を託されたとされる「菅氏」と「石破氏」の一騎打ちとされています。
菅氏への応援が多いのは石破氏に対するアンチが多いのが要因で、長年安倍総理と対立的な関係にあった石破氏は安倍総理支持者にとって目の上のたんこぶであったことが挙げられます。
石破さんへのネガティブキャンペーンはなぜ起こる?
石破氏は兼ねてより安倍総理と対立関係にあったため、安倍総理が過去に起こした政治スキャンダルに対しても擁護することなく非難しています。
安倍総理の「敵」として支持者から嫌われているため、石破氏を後任にさせないよう「顔が怖い」「目つきが悪い」などネガティブキャンペーンを繰り広げています。
仮に総理になった石破氏が安倍政権時代のスキャンダルを過去に遡って問題を表面化させた場合、安倍総理に何らかの不利益が被る可能性も否定できません。
仮に菅氏が次期総理になった場合には安倍政権の信念を貫き通すことになるため、悪くいえば忖度政治が最悪1年間は続くことになりそうです。
もしも石破氏が総理の座に就くことがあれば、一から自民党を変えていくことが予想され、安倍総理支持者にとっては苦虫を噛み潰したような展開も充分にあり得ます。
さいごに
個人的には短命政権については国際的な信頼性を掴みにくい点からも否定的。
しかし過去最長となった約8年間にも及ぶ長期政権は忖度政治を生み、国民にとって不利益な政策ばかりが目立ちました。
記憶に新しい「アベノマスク」にしても国民の評価は最悪で何かしらの忖度が働いたと疑われても仕方がない問題。
クリーンな新しい自民党への可能性を期待できる意味では石破氏の総理就任が今の日本には必要かもしれません。