武蔵小杉叩き?オール電化で打撃!セレブタワマンが停電断水で勝ち組から負け組へ?
目次
[画像は毎日新聞公式Twitterより] 今なお続く停電、断水により住民の疲れはピークへ
タワマン公式HP「勝ち組の地位を維持すべく走り続けます」
この言葉は今回台風19号上陸により、首都圏で最大級の冠水被害を受けた武蔵小杉駅周辺のタワーマンションHP上で書かれていたこと。
勝ち組という「マウント」が常日頃より周辺住民の反感を買い、被災したにもかかわらず、武蔵小杉叩きへと発展した要因なのでしょうか?
近年、武蔵小杉は住みたい街ランキングの常連、その夢のタワーマンションが台風による冠水で地下電源施設の水没、オール電化に大打撃を与え、まさに勝ち組から負け組への様相へ。
オール電化に大打撃!停電、断水、トイレ禁止の三重苦
オール電化は日常のライフライン全て電気で賄うシステム、しかし停電した際には同時に断水を引き起こすため、トイレやお風呂が使用不能へと陥るリスクがあります。
特にタワーマンションにおいてエレベーターのストップは死活問題で、今回武蔵小杉のタワーマンションでは47階中24階より下は階段で上り下りする必要があります。
オール電化によるライフラインの寸断、エレベーターストップにより、勝ち組から負け組へと苦渋を舐める展開に、SNS上ではここぞとばかりに武蔵小杉叩きが横行へ。
武蔵小杉のタワマン叩きは嫉妬?
武蔵小杉に限らず、近年タワーマンション人気は上昇傾向。
タワーマンションに住むことは成功の証ともされており、周囲の住民からの嫉妬もあり対立構造を生んでいました。
実際、武蔵小杉のタワーマンションに住む半数の世帯年収は700万円以下と想像してるようなセレブではなく、多くの方々は見栄ではなく利便性で選んでおり偏見も多いのが実情です。
3連休明けに大混乱!武蔵小杉駅新南改札口が冠水により入場規制へ
3連休明けの14日(火)、武蔵小杉駅は通勤通学の人々で大混雑が発生。
混雑の原因は、先日の武蔵小杉駅周辺の大規模冠水で新南改札口(横須賀線)の自動改札機水没による故障。
急遽横浜駅などから自動改札機を持ち運んで運用しましたが、数に限りがあるため入場規制が行われました。
入場規制によって、南武線側改札口より回り込むルートを選んでも細長い通路を歩く必要があり大渋滞を生んでいます。
武蔵小杉駅の新南改札口があるエリアは「下沼部」であり、過去には沼地であったことを指す名称。
地名には先人たちが注意を促す意味を持って名付つけられており、今回の多摩川氾濫によって引き起こされた大規模冠水は起こるべくして起きたものであることがわかります。
さいごに
現在も該当のタワーマンションでは地下3階の配電盤水没により、全戸で断水が発生中。
停電に関しては47階中24階より下が停電しており明暗が分かれています。1階〜24階までと、25階〜47階までは配電盤が分けられていたことが主な要因。
忘れてはならないのは武蔵小杉のタワーマンション住民は被災者であり、武蔵小杉叩きやタワマン叩きは筋違いであることは確かでしょう。