消費税増税後も価格据え置きするチェーン店は?軽減税率?サイゼリヤのメニューは実質値下げへ!
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[画像はサイゼリヤ公式HPより] 安心価格のミラノ風ドリアも価格据え置きの税込299円!
サイゼリヤは増税後も価格据え置き
2019年10月1日より、消費税増税で8%から10%へと増税されます。
一部消費税増税に便乗して実質的に値上げする外食産業も多い中、サイゼリヤはメニューの価格据え置きを決定しており、増税分を企業が負担する形となり実質値下げへ。
10月1日以降も看板メニューのミラノ風ドリアは税込299円、アーリオオーリオ(旧ペペロンチーノ)も税込299円と安心価格が継続されることになります。
消費税増税後も価格を据え置く理由
10月1日後の消費税増税後は一時的に消費者の消費意欲が落ちると危惧されており、特に外食産業は大きく売上が減少するとも言われています。
サイゼリヤなど一部外食産業は企業努力で消費税増税後も価格を据え置くことで、来店客数を維持し増税を乗り越えたいとしています。
そして消費税増税後は看板メニューを維持しつつ、メニューの大幅刷新にも意欲を見せており、食材へのこだわりや、ステーキなどの肉料理、デザートを充実させて消費意欲を高める狙いがあります。
増税後も価格を据え置く主なチェーン店
•サイゼリヤ
•マクドナルド(※7割ほど据え置き)
•KFC
•フレッシュネスバーガー
•すき家
•松屋
•無印良品
•H & M
その他、多数
前述のサイゼリヤを始め、すき家など一部外食産業は価格据え置くことで来店客数維持する姿勢、無印良品やH&Mといった飲食以外の一部チェーン店も価格の据え置く姿勢。
マクドナルドは7割の商品としており、残り3割は10円単位で値上げが決定、ハンバーガーは100円→110円、チーズバーガーは130円→140円も値上げ対象。
一方で軽減税率を導入する店舗も多数
店内での飲食は10%、お持ち帰りは従来通り8%とする軽減税率を導入するチェーン店は以下の通り。
•吉野家
•モスバーガー
•ガスト
•ロイヤルホスト
•スターバックス
その他多数
すき家や松屋に相対する形で軽減税率を導入するのが大手牛丼チェーンの吉野家。
すき家や松屋は増税後も店内での飲食も価格が据え置かれるためお得感がありますが、吉野家は店内飲食とお待ち帰りで2%の消費税の差が発生します。
10月1日以降、価格を据え置く飲食産業と軽減税率を導入する飲食産業でどのように明暗が分かれるか注目されます。
さいごに
10%への引き上げとなる消費税増税、一時的には消費意欲が落ちることは間違いなく、増税前日の9月30日が消費意欲のピークとなります。
ポイント業界では消費税増税分を補填する形で10月1日〜12月2日までキャンペーンを行うのが楽天ペイ。
事前にキャンペーンへのエントリーした上で、楽天ポイントカード加盟店において、楽天ペイ決済をすると5%還元へ。
増税の影響有無によっては、10%から更なる消費税増税も考えられるため、個人的には企業努力を怠らないチェーン店を中心に応援していきたいです。