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最終決定は?在外邦人の特別定額給付金が支給決定なるか

貰えるなら欲しい?税金の無駄?在外邦人の特別定額給付金が賛否両論へ!

間も無く最終決定へ!在外邦人の特別定額給付金支給なるか

在外邦人の特別定額給付金問題について

日本政府は日本国内で支給が開始された特別定額給付金を在外邦人にまで対象範囲を拡大すべきか検討に入っています。

メディアによって「支給せず」や「支給決定」など情報が錯綜しており、最終決定までは蓋を開けてみなければわからない状況が続いています。

対象者となる在外邦人の間でも「貰えるものは欲しい」「自分には不要」など意見が真っ二つに割れており、日本国内の世論は支給不要の意見が目立ちます。

在外邦人の声①貰えるものは欲しい

在外邦人に最も多い意見として貰えるものは欲しい、一時帰国時に自主隔離先のホテル代にも使えるため支給されれば助かるとの声も目立ちます。

人として素直な欲求であり、収入に関係なく「iPhoneが欲しい」「カメラを買いたい」「美味しいものを食べたい」など消費意欲が強いため、一時帰国時の消費や滞在国の経済にも貢献できる期待があります。

分け隔てなく支給を受けることで在外邦人の団結力を高めると共に、有事の際には在外邦人の救済意識の明確化にも繋がります。

在外邦人の声②私には不要!在外邦人への給付には賛成

続いて多い意見として、私は困っていないので給付金は不要だけど在外邦人への支給には賛成とする声。

このタイプの特徴として、個人的には収入に余裕があって給付金は不要なものの、在外邦人全体を見ると困っている人も多いため支給方針自体には賛成するもの。

在外邦人の救済と政府の財政状況にまで配慮するバランスの取れた感覚であり、支給に際して名乗り上げ制度が設けられれば、財政負担を軽減させることもできそうです。

在外邦人の声③私にも在外邦人にも不要!税金の無駄!日本へ帰れ

最も厄介な意見がこちらのタイプで、古い日本人特有の不公平を嫌いつつ、弱者への救済も嫌う自己中心型な声。

在外邦人への救済を拒むことは、今後在外邦人の身に何かが起きたときに自己責任論を高めてしまう懸念があり、救済意識を下げてしまう危険性があります。

反対する理由として「日本に税金を払っていない」との声も多いですが、現在税金を払っていない北朝鮮に拉致された拉致被害者たちも当然救済すべき対象なのは明らかです。

「税金を払っていない」を在外邦人の救済可否の基準にしてしまうと、邦人保護の根本的な精神を打ち砕く危険な考えを生むことにもなります。

さいごに

個人的には在外邦人の特別定額給付金については名乗り上げ(辞退制度)による支給がベストであると思います。

在外邦人には駐在員や現地採用など収入格差はありますが、誰が本当に困っているかは見分けることが困難なため、困窮者に行き渡らせるためには全員に支給資格を与えるのがベストでしょう。

一部メディアでは支給しない方向でほぼ確定したとする報道もあり、仮に支給をしない決定がなされた場合には在外邦人の存在軽視を招く危険性があります。

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