観光業界が悲鳴!GoToトラベル一時停止案で年末年始に史上最悪のキャンセルラッシュに発展へ!
目次
「旅で日本を元気にしよう」で始まったGoToトラベルがついに一時停止?
GoToトラベル2カ月停止案が急浮上!
12月9日、10日と2日連続で全国の新規感染者数「最多更新」を受けて「GoTo2カ月停止案」が急浮上しています。
人々の移動が活性化される年末年始を含む2カ月一時停止して、その分期間を延長する案など議論される見通し。
11日中にも分科会からの新たな提言を受け、12日に対策本部を開いた上で菅首相によって最終決定される見込みです。
年末年始が大混乱必至!全国各地でキャンセル殺到へ
GoToトラベル2カ月停止案の報道を受け、早くも旅行会社にはキャンセルに関する問い合わせが殺到中、休憩時間返上で対応に追われています。
ここ連日、全国の新規感染者数最多更新によって急速に自粛ムードが浸透中、重症化率が高い高齢者を中心にキャンセルの問い合わせが相次いでいます。
正式に「GoToトラベル2カ月停止」が決定されれば、政府によってキャンセル料金が補償されることが確実ですが「正式決定前のキャンセルは対象外」であり「遡っては補償はされない」ので注意です。
SNS上では旅行会社のアカウントから「正式発表があるまでは静観してください」と注意喚起をする動きが始まっています。
落としどころは?GoTo推進派の菅首相が最終判断へ
分科会の尾身会長はかねてよりステージ3相当の地域でGoTo一時停止を呼びかけていましたが、連日の最多更新によって「GoTo2カ月停止案」にまでエスカレート。
現在のところ分科会はステージ3相当の地域の感染状況を①減少、②高止まり、③拡大継続の3つのランクに分け、レベルに応じて自粛要請など政府や各都道県に対応を求める方向です。
GoTo推進派の菅首相にとっては非常に厳しい決定が迫られそうですが「全国一律のGoTo停止」or「ステージ3相当の地域限定」or「自粛要請」の決定が運命の分かれ目。
GoTo停止について菅首相は「まだそこは考えていない」など、政府首脳らは否定的とも伝えられていますが、決断内容によって経済に与える影響が甚大なため「落としどころ」が最大の焦点となりそうです。
さいごに
年末年始を含むGoToトラベル2カ月停止となれば、史上最悪規模のキャンセルラッシュへ。
政府の正式発表を前に「勇み足」でキャンセルなどあれば、後々補償を巡って大きな争いとなるため、旅行会社は静観するよう呼びかけています。
既に全国的に旅行を自粛する動きが加速しており、旅行サイトが配布する割引クーポンも余ってるのが現状。
GoTo Eatも実質一時停止されたような状況のなか、更なる制限となれば全国の飲食店や宿泊業が苦境に立たされることになります。