新型コロナ全般

なぜ頑なに拒否?武漢からのチャーター機第1便で2名が検査拒否へ!

なぜ拒否?武漢からのチャーター機で説得も虚しく2名が検査拒否へ!

チャーター機第1便に搭乗した2名はなぜウイルス検査を拒否した?

1/30(木)午後23時半追記:検査拒否をした2名が検査を受けたいとする申し出があったことが判明しています

チャーター機第1便で2名が検査拒否?

29日午前8時半に武漢から羽田へ到着した政府手配のチャーター機第1便、この便で2名の乗客が検査を断固拒否したと大きな話題になっています。

尚、人権を考慮すると検査の有無は任意協力としており強制力は持たず、政府側は「ご本人の為ですよ」と粘り強く交渉した結果、残念ながら同意を得られなかったとのことです。

チャーター機第1便には結果として男性2名、女性1名の計3名が新型コロナウイルスに感染していることが判明しており、検査を拒否した2名も検査すべきだったのではとの声が上がっています。

なぜ2名の乗客は検査を拒否した?

3名の感染者の中には無症状で感染していた人もおり、たとえ無症状であろうと感染していないとの確証がなく、検査すべきだったとする声が多数。

拒否した2名の真意は不明ながら、検査が任意とする強制力のなさが検査を拒ませたのではないかと思われます。

2次感染を防ぐためにも、政府関係者の間では帰国後の検査を受けることを条件に搭乗を許可する案も上がっています。

検査を受けることを条件に搭乗を許可へ?

28日に閣議決定された指定感染症は2月7日に施行されます。

つまり2月7日までは事実上強制力は持たず、あくまで任意で協力を求める形になります。

チャーター機第1便で206名中3名が新型コロナウイルスに感染していた事実を踏まえても、帰国後のウイルス検査は絶対不可欠。

ウイルス検査を拒否するのであれば帰国便へと搭乗させない強硬策も必要でしょう。個人の身勝手な拒否によってウイルスが蔓延する事態になってはなりません。

30日午前8時半には210名を乗せたチャーター機第2便が羽田へ到着しており、内9名が咳や発熱などの症状が出ています。

チャーター機第2便が到着!210名中9名が体調不良へ

第1便同様に拒否した人以外、全ての乗客はウイルス検査を受けており経過観察を希望した人は千葉県内の宿泊施設などで過ごしています。

症状が全くない人からも新型コロナウイルスが確認されているため、検査拒否など起こらぬよう対策が急務。

チャーター機第3便も予定されており、今後更なる感染者が日本へと入国すると考えて間違いないでしょう。

さいごに

症状が全くない人からも感染者が確認されているということは、現在訪日中の中国人観光客の中にも感染者がいる可能性が充分にあります。

中国国内の企業や学校ではウイルス蔓延を理由に旧正月休暇を2月9日まで延期とする対策が取られており、相当数の中国人観光客が日本へ留まる可能性大。

日本国内では武漢への渡航歴のないバス運転手とバスガイドの感染も確認されています。今後、症状が全くない人たちによる感染拡大が脅威となるでしょう。

追記:検査拒否した2名が「検査を受けたい」と申し出!

ウイルス検査を拒否した帰国者2名ですが、最新情報では「検査を受けたい」とする申し出があったことが判明しています。

恐らく家族や親族に促されたか、テレビやインターネット上の批判の声に事態の重さを痛感したなど考えられます。無用な憶測を払拭する意味でも、この2名の検査結果が陰性であることを祈りたいと思います。

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