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改悪!5つの改良点?マイレージプラス セゾンカード ゴールド・プラチナ年会費値上げ

改悪!最大5つの改良点も?MileagePlusセゾンカード(ゴールド・プラチナ)で年会費値上げへ

[株式会社クレディセゾンHPより]年会費の値上がりと共に最大5つの改善点も?

マイレージプラス セゾンカード ゴールド•プラチナとは

株式会社クレディセゾンが発行するユナイテッド航空提携のマイレージ機能付きクレジットカード。

基本機能の特徴は業界トップクラスのマイル換算率で、ご利用1,000円で15マイル加算されます。

ゴールド及びプラチナカードは上位ランクに相当し、一般カードと比べて海外旅行保険等の優待が充実。

一般カードと比較して最大の特徴は、一般カードでは年間ご利用額300万円(年間45,000マイル獲得)以降の換算率はご利用1,000円で5マイルに落ちますが、

ゴールド及びプラチナでは年間ご利用額500万円(年間75,000マイル獲得)までは加算率がご利用1,000円で15マイルをキープ。

年間のご利用金額が多い方ほど、恩恵の高いカードとなっています。

マイレージプラス セゾンゴールドとプラチナカードで年会費値上げ!

2019年7月より年会費の値上げ

ゴールドカード
現行:15,000円+税
改定後:20,000円+税(7月より)

プラチナカード
現行:36,000円+税
改定後:50,000円+税(7月より)

ご覧の通り、7月以降の入会及び7月以降の更新の際には新しい年会費が適用されます。

ゴールドカードは5,000円の値上がり、プラチナカードは14,000円の値上がりと大幅にアップされ、年会費だけを見ると改悪の印象ですが、7月より最大5つの改良点があります。

ゴールドカードは2つ、プラチナカードは5つ改良されるので、年会費の値上げ相当のお得度があるか検証します。

7月以降の改良点を検証

空港ラウンジ利用パス

ユナイテッド航空が運営するユナイテッドクラブへの入室パスが年2回分進呈されます。

ゴールド:×
プラチナ:○

お得度:多少あり
1回あたりの空港ラウンジの入室価値を5,000円と多く見積もっても2回で10,000円と微妙。

マイルの購入が10%OFF

パーソナルマイル(マイルの購入)が10%OFFで購入できるようになります。

ゴールド:○
プラチナ:○

お得度:なし
マイレージプラスでは定期的にボーナスマイルキャンペーンを行っていますが、ボーナスマイルキャンペーンとの併用は不可とのことでお得度なし。

マイルの有効期限撤廃

マイレージプラスのマイル有効期限18カ月→無期限へ

ゴールド:×
プラチナ:○

お得度:微妙
現行ではマイルの有効期限は18カ月ですが、マイルの増減がある度に延長されるため実質無期限化が容易。失効のリスクがなくなるのは改善。

特典航空券の予約範囲拡大

特典除外日でも予約可能へ

ゴールド:○
プラチナ:○

お得度:微妙
自社便(ユナイテッド航空)限定で、スターアライアンス特典においては適用外。ユナイテッド航空をメインにご利用される方には恩恵あり。

優先搭乗

ユナイテッド航空便での優先搭乗の権利

ゴールド:×
プラチナ:○

お得度:多少あり
ユナイテッド航空便限定で優先搭乗が可能へ。ユナイテッド航空限定という点は微妙ながら、多少の需要はあり。

判定!年会費値上げ分の価値がある?

ゴールドカードでは5,000円の値上がりでマイル購入10%OFFと予約範囲拡大の2点のみで、正直な印象を述べるとお得度は低いと思います。

プラチナカードは14,000円の値上がりで、5つの改良点がありますが、ユナイテッドクラブの入室パス以外は微妙で値上げ分ほどのお得度はないと思います。

この価格帯のプラチナカードであればプライオリティパスの付帯が相応しいと思うので、今回の年会費の値上げは全体的に微妙と言わざるを得ません。

さいごに

今年はマイレージプラス系のクレジットカードの改悪が相次いでおり、先日はMUFGカードのマイル付与率の変更という改悪がありました。

マイル付与率の変更は0.5%〜最大1%の低下と厳しいものでしたが、今回の年会費の値上げもご紹介した通り微妙なもので、特にプラチナカードの14,000円の値上がりは厳しい変更でないかと思います。

マイレージプラス セゾンカードでは一般カードで年会費1,500円(+税)とマイルアップオプション5,000円(+税)で年間6,500円(+税)とリーズナブルで、年間利用額300万円未満の方には大変おすすめできます。