ついに鎖国解除!国際線の乗り入れ禁止制限が解除でタイ入国が解禁へ
目次
外国人観光客の入国解禁は?ついにビジネス渡航が解禁へ
非常事態宣言が延長!国際線乗り入れ禁止制限が解除へ
タイ政府は3月末より発令されていた非常事態宣言を7月末まで延長することを決定しています。
タイ国内では新型コロナの感染状況が落ち着きつつあり、自粛や移動制限はほぼ解除されていますが、万が一の第2波に備えて迅速な制限発令を可能とする延長と見られています。
タイへの国際線乗り入れ禁止制限も6月末をもって解除されており、外国人観光客の入国は時期早々ながら、ビジネス渡航やメディカルツーリズムなど一部入国制限が緩和されています。
入国後の隔離が免除?最新のタイ入国状況
7月1日よりタイへのビジネス渡航は事前のPCR検査及び英文の陰性証明書提示によってタイ入国が認められています。
現在ビジネス渡航者を対象としたPCR検査と英文の証明書発行が複数の医療機関で受けられるようになっており、費用は5万円が相場。※実施医療機関の詳細については一般社団法人 日本渡航医学会ホームページをご参照ください。
短期出張者に限り、タイ入国時のPCR検査の結果が陰性でタイ人など長期滞在者やメディカルツーリズムに対して行われている14日間の隔離措置が免除されています。
タイ人やタイ人配偶者を持つ長期滞在者については14日間の隔離が義務付けされており、まずは短期出張者を優遇して徐々に経済活動を活発化させていく狙いが感じ取れます。
渡航手段なし?7月末まで日本発バンコク便の運休が延長!
現在、タイ国際航空は日本への国際線を7月末まで運休を確定させています。今月に入ってJALとANAも7月末までの運休を正式に発表しています。
タイエアアジアを含むLCC各社も日本〜バンコク線を長期運休させており、現在のところ日本からタイへと移動する手段がなく、事実上渡航不能な状態が続いています。
尚、バンコク発に関してはANAとJALが継続的に運航させています。日本への一時帰国は可能ながらタイへと戻る手段がない非常に厳しい状況には変化がありません。
国土交通省がタイ・エアアジアの福岡~ドンムアン便を認可へ
就航予定日
2020年9月2日
就航路線
福岡-ドンムアン(週3往復)
※水木日
運航機材
A320neo or A321neo
経営状態が心配されるタイ・エアアジアですが、国土交通省は新たに福岡〜ドンムアンの開設を認可しており、9月2日より就航を目指しています。
7月現在、日本を含めて世界的には新型コロナウイルスの抑え込みに苦戦しており、9月2日の就航は極めて厳しい状況かと思われますが、9月以降に観光解禁を期待させる良いニュースでしょう。
さいごに
タイ国内は市中感染が約6週間発生しておらず、現在はバー、マッサージ、歓楽街など娯楽産業まで営業が再開されて日常生活を取り戻しています。
依然として外国人観光客の入国が厳しく制限されており、タイの観光産業全般に深刻なダメージを与えています。
今回のビジネス渡航緩和が8月以降も滞りなく進めば、10月には外国人観光客の受け入れが再開かとも期待されていますが、日本国内で感染再拡大など見通しが暗い状況が続いています。