DMMポイントから楽天スーパーポイントに?楽天モバイルがDMMモバイルを買収へ!
目次
サービス提供事業者変更に関するお知らせ?
DMMモバイルとは?
DMM.comが提供するMVNO事業で、業界最安値とする格安戦略で話題の格安SIM。
同じくMVNO事業を展開する大手のIIJMIOから回線を借りており、IIJMIOで好評な「バースト機能」が搭載。
低速切り替え及びデータ容量を使い切った場合でも「バースト機能」により一時的に速くなるため、最低限の体感速度が約束されています。
そのDMMモバイルが、現在モバイル事業で勢いに乗る楽天モバイルに買収されたとのニュースが舞い込んできました。
DMMモバイルは2019年9月1日から楽天モバイルへ
2019年7月9日、楽天モバイルがDMMモバイルを約23億円で買収したことを表明。
DMMモバイルの契約者数は約24万件で、これにより楽天モバイルは契約数が1割増の約220万件になる見通しで、2019年10月に携帯電話事業へ参入するために弾みをつける狙いがあると思われます。
9月1日からDMMモバイルは楽天モバイルとなり、これまで付与されていたDMMポイントから楽天スーパーポイントへの付与と変更されます。
< 9/21追記 >実質的には楽天モバイルですが、サービス名称はDMMモバイルで継続されています。
過去にはフリーテルも買収
過去には同じくMVNO事業を展開していたフリーテルが楽天モバイルに買収されており、2018年1月15日より楽天モバイルへとサービスが変更されています。
フリーテルは月額299円〜という低価格戦略で人気を集めたものの薄利経営と言われるMVNO事業において、大幅な赤字を解消できず最終的にわずか5億円で楽天モバイルに買収されています。
10月1日に携帯電話事業参入する楽天モバイルをきっかけに日本の携帯電話事業が再編へと動く可能性も出てきました。
DMMモバイルのユーザーとしては改悪へ
DMMモバイル最大の魅力は低価格戦略ですが、利用額の10%が付与されるDMMポイントも大きな人気を集めていました。
DMMポイントは、DMM.comが提供するその他サービスで利用することができるため、DMM.comのサービスを利用するユーザーには密かなメリットとなっていました。
例えばDMMの動画サービス、DMM電子書籍、DMM英会話など多種多様なサービスに使うことができます。
9月1日以降はDMMポイントから楽天スーパーポイントへとポイント付与が変更され、DMMポイントを目当てとするユーザーにとって今回の買収劇は改悪の意味合いが強くなります。
さいごに
個人的にはソニーネットワークコミュニケーションズが展開する0simを契約しています。
0simは月々通信量が500MBまで0円という低価格戦略で人気を集めていますが、MVNO事業全体が抱える薄利経営の1つであり利用者としてはサービス継続に不安があります。
利用者の1人としては、MVNOは携帯電話料金を安価に利用できる救世主的な存在であり、今後もMVNO事業が末永く続くよう強く願っています。