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セブン離れ加速?7payの不正利用騒動やnanacoポイント改悪で不満噴出

7payの不正利用騒動やnanacoポイント改悪でSNS上で不満が噴出へ

利用者の信用を大きく落とし、セブン離れ加速?

7payの不正利用騒動とnanacoポイント改悪でイメージダウン

2019年7月1日よりサービスが開始された7payですが、サービス開始早々登録者殺到によりサーバーダウン、そしてセキュリティーの脆弱さを露呈して不正利用騒動へ。

そして7payサービス開始の裏で、それまでセブン&アイがメインとして推し進めていた決済サービスのnanacoポイントが改悪。

7月1日より100円につき1ポイントとしていたものを、200円につき1ポイントと半減。ポイント還元率が半減したと同時に不正利用騒動もあって、利用者の信用を大きく失墜させて、セブン離れが急加速しています。

7payでnanacoポイント2倍キャンペーンの裏でnanacoポイント付与率が改悪?

利用者から最大の不満を招いたのは、7payの決済でnanacoポイントが2倍キャンペーン貯まるとするキャンペーン。

この2倍というのは、7月1日よりポイント付与率が半減したものに対しての2倍とするもので、6月30日までの還元率に対しては2倍ではない点。

更にこの2倍とするポイントキャンペーンは2019年10月31日までの期間限定で、実質的に改悪と判断するのが妥当です。

経済産業省も7payには厳しい対応へ

経産省は消費税10%への増税に合わせて、キャッシュレス決済に5%のポイント還元策を始めるにあたり、7payが適切なセキュリティ強化や対応策が見出せない場合、ポイント還元参加を認めない方針を表明。

経産省は2段階認証の不備を指摘していますが、セブン&アイ側はそれが今回の原因かどうかは言えないと強気の対応を見せています。

現状、2段階認証の不備を突かれた不正アクセスという見方が妥当で、セブン&アイの対応はことごとく後手に回っています。

利用者にとっての7payメリットは?

利用者側のメリットとしては7payはアプリを立ち上げてQRコードを使用するもので、スマートフォン側でFeliCa等の機能を必要としない点。

お店側のメリットとしてもQRコード決済となるため、専用のカードリーダーが不要で導入コストを削減することができます。

そして個人情報の登録が不要なnanacoと比べて、個人情報の登録が必要な7payは利用者別の売り上げ統計等を記録することができるメリットがあります。

さいごに

利用者をあざむく戦略ともいえる7payの導入は利用者側にとっては非常にイメージが悪く、信用を大きく失墜するものになってしまいました。

ポイント2倍キャンペーンが終了する10月31日を最後に現状7payを利用するメリットは大幅に下がるためセブン離れが加速する可能性大。

セブン&アイとしてはこの逆境をどのように切り抜けることができるか大きく注目されます。