VPN偽装購入が対象?AirAsiaの乗り放題Unlimited Passは規約違反者を搭乗拒否へ
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販売期間中マレーシア国外からはこのエラー表示。裏技を駆使して購入した者は搭乗拒否へ?
エアアジアXはUnlimited Pass規約違反者を搭乗拒否へ
エアアジアXがマレーシア在住者向けに販売した1年間乗り放題パスUnlimited Passで衝撃的な一報が拡散されています。
エアアジアXは国外在住者がVPN偽装などをしてパスを購入した規約違反者に対し、搭乗を拒否する姿勢を示したと報じられています。
規約違反者に該当する者としてはマレーシア国外からVPN偽装して購入した者を指していると思われ、早くもSNS上では購入者の不安が広がっています。
購入者の中にはマレーシアにノービザ滞在中に購入した者も多数おり、マレーシア在住をどのように定義するかが今後の焦点となるでしょう。
ノービザは対象外?マレーシア在住者の定義は?
マレーシアは日本国籍者に対して3カ月間のノービザ滞在を許可しており、観光客、ロングステイ、英語留学など幅広く人気があります。
どこまでをマレーシア在住者と定めるか明確化しないと、マレーシア在住者でありながら多数の規約違反者が発生することになり混乱は避けられません。
在住証明として確実なものに商用ビザ、移住向けのMM2Hビザなどありますが、乗り放題パスの規約を満たすためだけに今更マレーシア在住証明を取得するのは非現実的でしょう。
仮に運休になっても返金はなし?
先日タイ・エアアジアXが3月16日〜6月16日まで3カ月間の運休を決定しています。
タイ・エアアジアXにキャンセルされた購入者には随時返金手続きを行なわれていますが、仮に乗り放題パスでチケットを購入した場合には返金がされるのか?が気になるところでしょう。
乗り放題パスでチケットを購入した者が運休によって返金されたとの報告も上がっており、現時点エアアジアX側はマレーシア在住者の見極めが事実上困難な状態にあると思われ、返金手続き自体は正常に行われる見通しです。
当日のチェックインカウンターで搭乗拒否があるか?報告に期待!
最短で乗り放題パス保有者が実際に搭乗を開始するのは3月15日前後、駄目元で当日チェックインして搭乗を試みる者も多数いることでしょう。
マレーシア国外からの購入者として気になるのが実際に乗れるor乗れないかで、エアアジアX側がトラブル防止に黙認姿勢を取るなら今後も利用し続けようと考える人も多いのではないでしょうか?
尚、規約には損害賠償という気になる文面もあり返金されないだけでなく、損害賠償まで請求されることがあれば非常にハイリスクです。
さいごに
話題沸騰のエアアジア Unlimited Passですが、マレーシア在住者以外は搭乗拒否される可能性が急浮上しています。
国外からは自己責任及び駄目元で購入した者がほとんどで実際に搭乗拒否されたら仕方がないと考えている人々が多いのではないでしょうか?
現在のところエアアジアXがホームページ上で公式に声明を発表したわけではないため、必要以上に騒がずに今後の追加情報を静観して待つべきでしょう。