抜本的な対策が見つからず?7pay(セブンペイ)9月末で終了へ!今後の展望は?
目次
セブンペイ公式ホームページのプレスリリース
セブンペイ事件
セブン&アイが新たに開始したスマートフォン決済サービスで、7月1日のサービス開始早々に不正アクセス被害に遭い、7pay登録者の個人情報から不正チャージや不正利用などの被害が相次いだ事件。
サービス継続は困難?セブンペイ廃止へ!
2019年8月1日、セブン&アイはスマートフォン決済サービス7pay(セブンペイ)を廃止すると表明。
2段階認証など、セキュリティの脆弱性を強化してサービス再開へ尽力していると思われていましたが、未だに不正アクセス問題や保証問題が解消しておらず、最終的にはサービスそのものを終了する決断へ。
これほど大規模な不正アクセスや不正利用被害は過去に前例がなく、今更サービスを再開したとしても定着してしまった負のイメージを払拭するのは難しく、企業の利益を追求すると真っ当な最終判断といえます。
nanacoのポイント改悪はこのまま?
セブンペイはサービス開始と同時に7月1日〜9月30日までポイント2倍キャンペーンを開催しています。
そのセブンペイが9月30日で廃止になる以上、利用者にとってnanacoのポイント改悪だけがそのまま負担として伸し掛かるため、ネット上では「nanacoのポイント還元率も元に戻して」との意見も多く出ています。
一度決定したポイント制度改悪を7月以前へ戻すという決定は現状難しいと思われますが、代替えのポイントキャンペーンは期待せざるを得ません。
セブンペイに変わる新たなキャッシュレスサービスを検討?
セブン&アイはセブンペイは廃止するものの、セブンペイに変わる新たな決済サービスを開発もしくは他社のキャッシュレスサービス導入を検討するとしています。
スマートフォン型決済サービスは一部利用者には不評「スマートフォンのバッテリーが切れたら使えない」「アプリを立ち上げる動作が面倒」など。
利用者の要望が強いnanacoを前面に押し出した決済サービスへと戻すのが得策ではないかと思います。
さいごに
ファミリーマートも7月1日よりスマートフォン決済サービスの「ファミマペイ」を導入しています。
ファミマもファミマペイ導入を機に、Tポイント関連のキャンペーンを改悪しており、セブンイレブン同様に改悪の印象が強くなっています。
今後利用者にとってよほど魅力のあるサービス展開をしない限り「セブン離れ、ファミマ離れ」が急加速する可能性があります。