マイレージプラス改悪!緊急発券手数料が廃止も1カ月以内は片道3500マイル増へ!
目次
マイレージプラスの特典検索画面より、当日発券でも緊急発券手数料が不要へ!
※4/3追記:緊急発券手数料のルールが30日以内→20日以内に緩和されています。
11月15日に制度変更
制度変更日
2019年11月15日より
マイルチャート廃止
自社便(ユナイテッド航空)に限り、マイルチャートの概念が廃止され、時期変動制へと変更されています。
※スターアライアンス特典はこれまで通りのマイルチャート制が継続
ユナイテッド航空が提供するマイレージプラスでサービス改善の一報が飛び込んできました。
2019年11月15日より自社便(ユナイテッド航空)に限られますがマイルチャートの概念が廃止され時期変動制へと変更されています。
スターアライアンス特典に関してはこれまで通りマイルチャート制が継続へ。そして最大の改善点として緊急発券手数料が廃止されています。
緊急発券手数料75ドルを廃止!
廃止日
2019年11月15日より
緊急発券手数料75ドルが廃止
出発日の20日以内に徴収されていた75ドルの緊急発券手数料が廃止へ
これまでマイレージプラスで特典航空券を発券する際には、出発予定日の20日以内は緊急発券手数料として75ドルが必要でした。
11月15日より緊急発券手数料が廃止され、当日のチケットであろうと、一切手数料の負担なく発券できるようになっています。
通常、旅行の計画は一カ月以上前から進めることが多いですが、今後は何らかの理由で緊急の渡航/帰国が必要でも手数料の負担なく発券できます。
マイレージプラスはマイルが無期限へ
2019年8月28日、ユナイテッド航空はこれまで1年半だったマイルの有効期限を無期限化させています。
これまでもマイルの増減があれば有効期限がリセットされたため、実質無期限化も可能でしたが、失効リスクがなくなるのは大歓迎。
無期限化に続く、緊急発券手数料の廃止と意外な改善ラッシュが続いていますが、マイレージプラス提携のクレジットカードは改悪の傾向を見せています。
マイレージプラス提携のクレジットは改悪傾向
マイレージプラスMUFGカード ゴールドプレステージは2019年12月10日支払い分より還元率が改悪へ。
100円あたり国内最大2マイル→1.5マイルへ、海外最大3マイル→2マイルへとそれぞれ引き下げられています。
マイレージプラスセゾンカードの「ゴールド」と「プラチナ」では一部特典が拡充されたものの、年会費が大幅にアップされています。
マイレージプラス提携クレジットカードの改悪情報は記事下のリンクをご覧ください。
さいごに
緊急発券手数料75ドルの廃止は近年では最大規模の改善点。
現在の為替レートで約8,000円相当の負担がなくなったため、出発直前まで海外旅行の計画を練ることができます。
マイレージ自体は年々貯めずらくなっていますが、無期限化など明るいニュースもあるため、引き続き注目すべきマイレージサービスといえるでしょう。
追記!一カ月以内の発券で片道あたり3500マイル増へ!
ご覧の通り、つい先日の調査と比べて一カ月以内の発券は片道あたり3500マイル増えています。
今回のマイレージ制度改定の目玉であった緊急発券手数料の廃止、真相は出発予定日から一カ月未満の発券では新たに3500マイル増へ。
これまでは出発日から21日以上であれば緊急発券手数料なく発券できましたが、実質的に31日以上へと延びてしまった形となり改悪と解釈すべきでしょう。
2020/4/3現在、出発日から21日以上であれば緊急発券手数料なく発券できるようになっています。