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インドで集団詐欺に遭った若者がSNS上で被害報告→クラファン→炎上へ

インドで集団詐欺に遭った若者がSNS上で被害報告しクラウドファンディングをして炎上へ

インドで詐欺被害→同情→クラウドファンディング→!?→炎上へ

インドは詐欺のメッカ

Googleで「インド 詐欺」で検索すると、ありとあらゆる詐欺被害が検出されるほどインドは詐欺被害の多い国。

地球の歩き方にも日本人が引っかかりやすい詐欺の手口などが紹介され注意喚起がされています。

バックパッカーにとってインドは旅の難易度が高い国として知られています。「インディアン嘘つかない」という言葉は全くのデマで、インドで自分の身を守る手段は相手を信用しないこと。

先日、SNS上でバックパッカー世界一周の旅として最初に訪れたインドで集団詐欺被害に遭った若者が大きく話題になりました。

インドで集団詐欺被害へ、バズったついでにクラウドファンディングをして炎上へ!

先日、インドで集団詐欺に遭った若者の被害報告がSNSで大きく話題になりました。

舞台は世界一周旅のスタート地点として訪れたインド、人々との交流を深める旅を掲げて訪れたジャイプール。

チャイを飲もうと誘われ交流を深めたインド人に「インドの結婚式を体験してみないか?」と招待を受けることになった日本人の青年。

知り合ったインド人と車でジャイプールから郊外の村へと移動し、有力者の村人宅へ民泊。

一緒に村へとやってきたインド人が突然大麻を持ち出しパーティーをする展開に困惑するも、日本人青年は絶対に手を出さなかったといいます。

ここで事件が起こります。後日警察官が部屋に踏み込み大麻の所有を理由に部屋にいた全員が拘束されてしまいます。

有力者のおじさんが何とか巨額な賄賂を渡して逮捕は免れたものの、おじさんが工面した賄賂を若者は支払う必要もあり、所有していたクレジットで宝石の購入やキャッシングをして70万円相当を支払って緊急帰国。

帰国後若者は、初めて自分は集団詐欺によって騙されたことを知り、SNS上で注意喚起の意味を込めて情報を公開。

勇気ある告白として大きな反響を生み、同情そして「無事に帰ってこれて良かった」と共感を生み大々的に拡散へ。

何を思ったか若者は「このままでは終われない」と資金調達を目的にクラウドファンディングを求めたことが大きな反発を生み炎上騒動へ。

詐欺被害報告→同情→クラファンで炎上へ

「このままでは終われない、もう一度旅に出るためにご支援をお願いします」とクラウドファンディングサービスを使用した資金調達を求めるメッセージが発信され、多くの人々を困惑させました。

詐欺被害は犯人が捕まらない限りは、被害額の返金は難しく、一般的には自己責任の面が強くなります。

事実として警戒心の薄さが招いた詐欺被害で、多くの旅行者は「インドは詐欺のメッカ」と自己責任の決意で旅を出ます。

注意喚起は大変称賛されるべき行動ですが、資金の補填を求めることは大きな反発を生みます。

SNS上では反発意見として「また自力で稼いで旅をしろ」「虫が良すぎる」「詐欺被害の証拠もないのに募金できない」と言った反発意見が多くを占めました。

ネット上には類似した被害報告が多数

インターネット上にはインドのジャイプールを舞台にした集団詐欺被害の報告が多数。

若者は事実を強調していますが、あまりにもネット上の手記と酷似しているため「記事を真似して書いたんじゃないか」「若者自体が詐欺師なんじゃないか」といった疑念は深まるばかり。

若者は現在沈黙を守っており、詐欺被害に遭ったクレジットカードの明細など証拠公開の意思はなく、このままクラウドファンディングで資金調達が達成させる意思が強いと思われます。

さいごに

個人的にも詐欺の実態を公開して、注意喚起するまでは称賛すべき行為だと思いますが、クラウドファンディングするのは違うと思います。

警戒心の薄さが招いた詐欺被害であり、この経験を勉強代として、新たにお金を稼いで挑戦するべきで、一部であろうと援助を求める行為は褒められるものではありません。