武蔵小杉洪水

汚泥成分は糞尿?武蔵小杉の大規模冠水でカレーフェスティバルが中止へ!

汚泥の成分は糞尿?風評被害に揺れる武蔵小杉の大規模冠水は多摩川の内水氾濫と判明!コスギカレーEXPOは中止へ

[FNN.jpプライムオンライン公式Twitterより] 未だ残る汚泥は災害後肺炎のリスクあり!

大規模冠水は多摩川の内水氾濫

台風19号による武蔵小杉駅周辺の大規模冠水は、多摩川の内水氾濫であったことが判明。

豪雨により増水した多摩川の水が排水管を伝って逆流しマンホールより噴き出した内水氾濫は、大量の茶色く濁った汚泥を大量に含んでいました。

水が引いた後には大量の汚泥が道路や住宅の床上部分を覆い、住民は撤去作業に追われています。

噴き出た汚泥の成分は糞尿?

汚泥は生活排水、工場排水、屎尿など様々な物質によるもので、糞尿も含まれているためドブ川のような悪臭に悩まされています。

民家の床上浸水した汚泥には細菌が多く含んでおり、住宅の床に染み渡った汚泥を含んだ泥水は柱や土台部分の腐食させるため、家屋への悪影響が懸念されています。

そして乾燥した汚泥が風などにより大気中へ舞い上がり、細菌を含んだ汚泥が肺へと入り込むと「ヘドロ肺」と呼ばれる呼吸器不全を引き起こすことでも知られています。

乾燥した汚泥による災害後肺炎に注意!

乾燥した汚泥が風など大気中に舞い上がって人々の肺へ入り込むと「ヘドロ肺」と呼ばれる災害後肺炎を引き起こすリスクが心配されます。

武蔵小杉駅周辺に溜まった汚泥は急ピッチで清掃されたものの、完全には落としきれておらず、砂ぼこりの発生も確認されています。

汚泥を含んだ砂ぼこりのため、肺炎に似た症状やアレルギー症状を引き起こすリスクもあるため、屋外ではマスクが必須。

そしてトイレ禁止令のタワーマンションでは一部住民によるトイレの使用が問題へ。

一部住民がトイレ禁止令を破って下水が逆流?住民同士が対立へ

タワーマンション在住の何者かによるトイレ使用が後を絶たず、修理中の下水が逆流し、低層階では異臭が強くなっているとの報告がされています。

現在、トイレ禁止令が出されているタワーマンションでは各階の共用部に設置された簡易トイレの使用が義務付けられています。

高層階に住む一部の無法者がトイレを使用していると見られていますが、犯人探しは事実上不可能で性善説により成り立っています。

ネット上では誰がトイレを流したかで、住民同士とみられる人々による激しい対立に発展しています。

さいごに

武蔵小杉駅周辺の住民たちを悩ませているのが風評被害。

内水氾濫によって下水から噴き出た汚泥やトイレ禁止令などにより、ネット上では子供じみた武蔵小杉叩きが横行しています。

汚泥やトイレ禁止令による深刻な悩みを抱える住民たちにとっては死活問題、一日でも早く下水施設が復旧し、正常な日常生活を送れるよう願うべきでしょう。

速報!コスギカレーエキスポが中止へ

10月19日(土)と20日(日)に予定されていたコスギカレーEXPO2019は大規模冠水による地域被災により中止が決定しています。

台風19号によるイメージダウン払拭への足がかりとして期待されていたイベントだけに地域住民にとっては非常に残念な結果となりました。

尚、糞尿などを含む汚泥の衛生面のリスクが完全に消えていないこともカレー祭りが中止となった要因の一つではないかと思われます。