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狂犬病に注意!タイの路上に野良犬が多い理由とは?

なぜコンビニのドアの前に?タイの路上に野良犬が多い理由とは

涼しくなる夜になるとエサを求めて街を徘徊

タイの野良犬とは?

タイは敬虔な仏教国、宗教的な教えでタイ人は動物へも寛容。

タイの街では人と野良犬が共存しています。首都のバンコクは大都会でエリアごとに地域犬が住み着いており、屋台の店主や地元民そして観光客からエサを貰って生きながらえています。

今回はタイの野良犬の特徴と行動パターン、そして注意点すべき点をご紹介します。

タイの野良犬がコンビニの前に寝る理由

バンコクにはセブンイレブンをはじめとして多くのコンビニが点在しています。年中常夏のバンコクでは人々にとってはオアシスのような場所で、冷たいお水、ジュース、アイスなどを購入できます。そして犬にとってもコンビニは涼めるスポットとして人気があります。

コンビニの自動ドアの前で寝転がる野良犬を多く見かけます。なぜ、わざわざ人通りの激しいコンビニのドア前で寝転がるかというと、2つの理由があります。

野良犬がコンビニの前で寝る理由

・ドアの開け閉めで流れてくる空調の冷気がお目当て。

・コンビニ客から、エサを貰えることがある。

主な理由はこの2つ、犬は暑さに弱く、少しでも涼しい場所で寝る習性があります。

コンビニの自動ドア前は客の出入りがある度に涼しい冷気が吹いて身体に当たるので犬にとっては気持ちよく、寝場所としては絶好の場所。

そして観光客にとってもコンビニ前で寝転がる野良犬は珍しく、時々観光客からエサを貰えることもコンビニのドア前に陣取る理由。

しかし、かわいいからと、犬を撫でたり触ったりはしないようにしてください。万が一狂犬病に感染した犬に噛まれた場合はすぐに病院でワクチンを接種する必要があります。

気温が下がる深夜や、涼しくなる乾季は野良犬が活発化するため注意


気温の暑い季節は野良犬は寝転がっていることが多く、吠えることもなく大人しい印象ですが、気温が下がる深夜や気温が涼しくなる乾季は野良犬の動きが活発化します。

具体的に涼しくなると、元気に歩き回るようになり人に向かって吠えることもあります。人間の人数が多いときは大人しい野良犬ですが、人間より野良犬が数で上回った場合は強気になって威嚇してくる場合も。

表通りから外れた裏通りをテリトリーとしていることが多く、特に深夜の薄暗い道に潜伏しているので、なるべく裏通りは歩かないようにしたいところ。

万が一夜道で、野良犬のテリトリーに入ってしまった場合、焦らずゆっくり後ずさりをして、その場を離れること。走って逃げたり、攻撃をしてしまうと野良犬を刺激してしまうことになります。

犬たちはテリトリーを守る警戒心から人間に吠えており、人間との争いを好んでいるわけではないようです。万が一人間を傷つけるような攻撃的な犬は、危険な犬として地域から追いやられてしまうので、よほどのことがない限りは攻撃してきません。

ノルウェー人女性がフィリピンで野良犬に噛まれて亡くなる

タイではなくフィリピンで起こった出来事ですが、ノルウェー時間2019年5月6日夜、ノルウェー人女性のビルギッタ・カレスタッドさんが狂犬病で亡くなりました。ノルウェーでは過去に狂犬病で亡くなった事例はなく、ノルウェー初の出来事として世界中で大きな話題に。

ノルウェーの病院で勤務していたカレスタッドさんは休暇を利用してフィリピンを訪問。

2019年2月フィリピンのリゾート地でオートバイを運転中に道端で身寄りのない元気のない子犬を発見して保護。子犬を洗って世話をすると次第に元気を取り戻した子犬はカレスタッドさんと遊ぶまで回復。

遊んでいる最中に指を噛まれたことが原因で狂犬病に感染。

しかしカレスタッドさんは狂犬病のワクチンを接種することなくノルウェーへ帰国。ノルウェーへ帰国後体調を崩したカレスタッドさんは自身の勤める病院で集中治療を受けるも5月6日夜、治療の甲斐なく息を引き取りました。

狂犬病は発症後の致死率がほぼ100%と言われるほど恐ろしい感染症。どんな小さな傷でも東南アジアで犬に噛まれた場合は必ず病院で狂犬病予防のワクチンを接種しましょう。

さいごに

個人的には東南アジアを旅行することが趣味なこともあり、野良犬と遭遇することが多いです。

実際、街で遭遇する野良犬はかわいらしく、近づいて撫でてみたくなる気持ちもありますが、狂犬病や皮膚病などを患っている可能性もあり高リスク。

基本的には東南アジアの野良犬は暑さからほとんど寝転がっていることが多く、特別恐れる必要はありませんが、不用意に近づいて触らないようにしています。

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