GoTo Eatも制限対象?GoToトラベルは感染拡大地域への移動を伴う新規受付を一時停止へ!
目次
今までの予約分は有効?ひとり一人の協力がGoToトラベル継続のキーポイントへ
菅首相がGoToトラベルの一時停止を表明へ
11月21(土)夕方、菅首相は対策会議の結果、GoToトラベルキャンペーンの新規受付を一時停止を表明へ。
感染拡大地域の移動を伴う新規予約の一時停止、更にGoToイートのプレミアム付食事券の新規発行停止を要請するとしています。
予算到達によって新たにポイントが付く予約が終了されたGoToイートですが、ポイント利用を控えるよう各知事に検討を求める考え。
感染拡大地域への移動を伴う新規受付を一時停止へ
感染拡大地域は各都道府県知事の判断を元に選定する方針で、東京都が含まれることは濃厚。
7月22日GoToトラベル開始当初、東京都が除外されたような大規模なものとなるかが焦点ですが、感染拡大が一定レベルを超えた地域については「より強い措置を講じる」としています。
そして「新規受付を一時停止」と発表されたように、既存の予約分に関しては有効であることが濃厚ですが、一時停止によって生じたキャンセル料は国が補償する方向と含みを持たせています。
新規受付を一時停止or既存の予約分の含めた一時停止となるか予測が難しいですが、深刻度が高い地域では今後旅行が中止になる覚悟も必要かもしれません。
GoTo Eatプレミアム付食事券の新規発行が停止へ
GoToイートについても言及されており、プレミアム付食事券の新規発行停止と販売停止を各都道府県知事に要請する見込み。
運用方針については各都道府県側の対応に任せる方針で、先日神奈川県は販売を中止した一方で東京都は予定通りに販売へ。
既に販売されたプレミアム付食事券については有効ながら、各都道府県に一時停止など判断を任せる方針。
万が一強固な判断が取られた場合には、国から何らかの救済措置が取られることが濃厚と見てよいでしょう。
有効期限の延長は?GoTo Eatのポイント利用を控える措置を検討へ
GoToイートのプレミアム付食事券と合わせて言及されたのが、10月より開始されたGoToイートキャンペーン。
「ポイントの利用を控える措置を検討」という曖昧な表現にとどまっており、今のところポイントの利用については個人の判断に委ねられる見通し。
ポイント利用の一時停止については各都道府県に検討を求める方針で、仮に一時停止となれば最短60日間~2021年3月31日までとする有効期限の延長など救済措置が必要でしょう。
現在の予約分については有効とみるべきですが、ポイントと共に完全に「一時停止」となれば延長など納得できる救済措置が取られるかが注目です。
さいごに
当初は新規予約の一時停止に限られ、既存の予約分については有効かと安堵していましたが「キャンセル料の補償」が言及されている通り、どちらに転ぶか判断が難しそうです。
GoToトラベルが感染拡大の温床と見るより、冬到来による環境の変化が大きそうですが、新規予約分を一時停止するだけでも3密解消には充分効果が見込めると思います。
GoToイートも新たにポイントが付与される予約が順次終了されており、一時停止に踏み切るまでもなさそうですが、くれぐれも国民が納得できる措置を講じていただきたいものです。


