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武力制圧は?大規模デモの影響で香港国際空港が全便欠航へ!

危険な兆候?大規模デモの影響で香港国際空港が全便欠航へ!

[画像は産経ニュース公式Twitterより] 香港国際空港の空港内を埋め尽くす参加者たち

勢い衰れず!逃亡犯条例改正案の撤回を求める抗議運動

香港政府は過激化する抗議デモの終息を狙い、逃亡犯条例の審議を中止するとしたものの、完全撤回を求める香港住民の抗議運動は衰えるどころか日に日に勢いを増しています。

8月5日、香港全土で大規模ストライキが発生し香港国際空港では香港のフラッグキャリアであるキャセイパシフィックや香港航空のフライト200便以上が欠航。香港を代表する商業施設である香港ディズニーランドでも従業員によるストライキが発生。

そして8月12日午後、香港国際空港内で大規模デモが発生し発着する全便が欠航する騒動とまで発展しています。

大規模デモの影響で香港国際空港が全便欠航へ!

12日午後、香港国際空港内で大規模抗議デモが発生、1万人規模となる香港住民の座り込みが行なわれています。

日を追うごとに香港住民の抗議デモはエスカレートしていますが、ついに香港の大動脈である香港国際空港を完全にストップする事態へ。

香港国際空港を発着予定の航空会社や旅行者を巻き込む自体に全世界規模でニュースが報じられることになり国際社会へアピールする狙いがあります。

中国政府としては香港住民と香港政府の対立構造が世界中に拡散されると国際社会を敵にまわすことになり、どうにかして抗議デモを収束させる必要があります。

中国政府は香港駐留の中国人民解放軍を、香港政府からの要請を受ければでも制圧へ動員することが可能との見解を述べています。

武力制圧はある?中国政府は人民解放軍を動員する可能性を示唆

7月末、中国政府は香港に駐留する中国人民解放軍を抗議デモ制圧へ動員することを可能とする見解を述べており、国際社会が注目する中で果たして中国人民解放軍をデモの制圧に動員するかと注目を集めています。

かつて中国政府は北京の天安門広場で発生した民主化運動に対して人民解放軍を投入し武力制圧をしています。国際社会から大きな非難を浴びても力で人民を押さえつけており、以後中国国内では過激な民主化運動は危険な状態へ。

仮に香港で同様の武力制圧が行われれば、香港住民の身に大きな被害をもたらすことが予想されます。日に日にエスカレートする抗議運動に、香港政府と中国政府はどのような動きに出るか注視する必要があります。

さいごに

いよいよ香港の大動脈、香港国際空港が完全にストップする事態へ発展しました。

観光シーズンのこの時期、香港国際空港がストップすることは、日本人を含め外国人観光客による香港旅行、香港乗り継ぎへ多大なる被害が被ることは確実。

香港国際空港ストップで逃亡犯条例に対する抗議運動を世界の国々へ知らしめる狙いを持つ香港住民と香港政府(中国政府)は睨み合いの状態が続いています。

香港への海外旅行者は今回の騒動を機に大幅に減る見通しで、香港政府としては経済活動がストップされる事態は避けたく「逃亡犯条例の完全撤回」か「武力による強制排除」か決断が迫っています。

国際社会の監視状態にあり、抗議運動に参加する香港住民が血を流す事態となる可能性は低いですが、危険な兆候を感じざるを得ません。

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